第11回お江戸散策は、当初3月末日に行う予定でしたが、生憎の荒天となり、1週間延期して、
4月7日(土) に開催の運びとなりました。これが幸いして、当日は晴天に恵まれ、さくら花見には
絶好の日和となりました。
上野駅に集合し、ここから浅草、墨東界隈の散策コースを歩むことにしました。
今回の散策地は以下のとおりです。 ○東京で一番古い稲荷社で、寄席の発祥の地としても知られ、落語界の尊崇を受けている下谷神社。 ○浮世絵画家の巨匠葛飾北斎が眠っている寺として有名な誓教寺。 ○大日本沿海輿地全図を作った伊能忠敬、幕府天文方で忠敬の師として、その大事業を支援した
高橋至時、 景保父子、江戸の侠客 幡随院長兵衛、名画家 谷文晁 等の墓所のある源空寺。
○玉川上水を完成させた玉川兄弟の眠る聖徳寺。 ○かっぱ寺と呼ばれる曹源寺。
○江戸時代から民衆信仰の中心寺院 金龍山浅草寺。 ○墨堤にかかる、言問橋、桜橋、吾妻橋。 ○武島羽衣、滝廉太郎による名曲「花」の碑。
○江戸の遊興地吉原に近く風光明媚で知られ池波正太郎が「わが故郷」と語る待乳山本龍院(聖天)。 ○招き猫と縁結びで有名な今戸神社。 ○中村勘三郎の悲願なった平成中村座。 ○墨堤桜の記念碑。
○団子で有名な長命寺 ○明国風建築の黄檗宗寺院 弘福寺。 ○三井越後屋の守護神 三囲神社。 ○本所向島の総鎮守 牛島神社。 ○江戸期水戸藩下屋敷だった隅田公園。 ○現在、墨田区役所やアサヒビールの本社がある江戸時代佐竹藩の名園だった浩養園跡。 ○日本のシンボルの一つになる東京スカイツリー。 以上ように、今回も歴史上著名な人の業績を学び、春爛漫、満開の桜を満喫できた散策でした。
(報告:石井義文) |
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