西明寺は真言宗智山派寺院の寺院で、龍宿山金剛院と号します。西明寺の創建年代は不詳ですが、弘法大師が東国御巡行の際逗留し、高弟泰範上人に命じて、堂宇を建立したと云われている。鎌倉第五代執権・北条時頼(最明寺入道)が開基し創建したと伝えられます。江戸時代には隣地に德川将軍の小杉御殿が建立され将軍家の庇護を受けました。寛永19年(1642)には寺領10石の御朱印状を受領、近隣に末寺20余ヶ寺を擁す中本寺格の寺院だったといいます。玉川八十八ヶ所霊場20番、東国八十八ヵ所霊場9番、準西国稲毛三十三観世音霊場18番、川崎七福神の大黒天となっています。 |
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