相模一宮 寒川神社
寒川神社(さむかわ)
 寒川神社が建立された明確な年はわかっていませんが、少なくとも約1,600年前には建立されたといわれています。ご祭神は、寒川比古命(ひこのみこと)、寒川比女命(ひめのみこと)であり、寒川大明神として祀られています。相模國一之宮と称される寒川神社は、日本で唯一の八方除の守護神として、長い歴史を持つ神社です。厄除け・方位除けにおける八方除とは、地相・家相・方位・方角・日柄などからくるすべての災いを祓い清め、除けることを意味しています。
  長い歴史のなかでは、朝廷をはじめ、有力武将から崇敬されてきました。源頼朝はり神馬を奉納しています。以後の北条氏(鎌倉幕府)からも庇護されています。 戦国時代には相模国を支配した後北条氏徳川家康から社領を認められています。また、武田信玄は小田原攻めの途中に当社を参拝して戦勝を祈願し、自身の纏っていた兜と太刀を奉納しています。現在では、日本全国から厄除けや祈願のために多くの人々が参詣に訪れてきます。俳優の高倉健もこの神社へ篤い信仰を持っていて、度々、参詣に訪れたようです。ご神徳は、全国唯一の八方除の守護神として、あらゆる悪事・災難を取り除き、福徳開運を招いて私たちの生活に恩恵をもたらすといわれています。また、本殿の裏手には寒川神社の起源と深い関係のある神嶽山神苑(かんたけやましんえん)があります。静寂で、神秘的な景観には訪れた人々を魅了しております。

これにて、寒川神社参詣はおしまい

つづいて、昼食へ