イタリア主要都市めぐりの旅 |
1996.10.20~10.27 |
ミラノ 10.21 |
ミラノは首都ローマに次ぐ第2の北部イタリア最大の都市で商業、工業、金融の中心。人口は約130万人。日本の稚内市とほぼ同緯度に位置するが比較的温暖。ミラノ・コレクションなどで知られるように古くから服飾・繊維産業などファッション関連の産業が盛えているが、航空産業や自動車産業、精密機器工業なども発達していて、イタリア最大級の経済地域を形成している。この都市に来たのは、2度目であるが、最初は仕事で観光は出来なかったので
今回は観光名所めぐりを楽しみ事になった。ミラノ訪れた主要な名所は、
○ スフォルツァ城(スフォルツェスコ城)
○ ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
○ モンテナポレオーネ通り
○ ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)と大聖堂広場
○ サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」で有名)
○ オペラの殿堂「スカラ座」 |
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ドゥオーモ屋上は大理石が敷き詰められていて美しく、そこからの展望はアルプスも望めて、まさに圧巻の一言なり |
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ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世のガッレリア(アーケード街) |
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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
イタリア北部の都市ミラノにある教会です。聖堂は15世紀末に完成したゴシック式の建物だが、建築家ドナト・ブラマンテによって改築され、ルネサンス様式のキューポラ(丸天井)とアプスが増築されました。食堂にはレオナルド・ダ・ビンチによって描かれた「最後の晩餐」があり、この絵は1980年に同教会とドメニコ会修道院とともに世界遺産(文化遺産)に登録されました。 |
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スフォルツェスコ城
西暦1358年から1370年ごろ、中世イタリア・ミラノの名族ヴィスコンティ家の僭主ガレアッツォ2世・ヴィスコンティによって、建造された城。その後子孫たちによって拡張されましたが、1447年にミラノで発足した短命政権「アンブロジアーナ共和国によって破壊されました。1450年にミラノ公爵のフランチェスコ・スフォルツァが、ヴィスコンティ家の居城を改築して城塞としました。その後、16世紀から17世紀にかけて改装・増築され、ヨーロッパでも有数の規模の城塞になりました。1796年この地を征服したナポレオン1世によって一部の施設が破壊されたが、1891年から数年掛けて修復されました。もともとは星型の形状の広大な城郭でしたが、現存の城は当初の面積の1/4以下になっています。城内は市立博物館となっていてミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」などが展示されてます。また、アッセの間の天井と壁には、レオナルド・ダ・ヴィンチが未完成の壁画を残していますが、後年、塗りつぶされて修復中になっています。
* 僭主(せんしゅ):本来の王統の血筋によらず、実力で君主の座を簒奪し、身分を超えて君主となった者をいう。 |
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ミケランジェロが死を覚悟していた時に制作された「ロンダニーニのピエタ像」 |
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世界の高級ファッションブランド店が立ち並ぶ、モンテナポレオーネ通り |
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