レベント ~ 海底トンネル ~ ウシュクダラ                       2014.09.23        
    朝方、滞在先のマンションがある、地下鉄 レベント駅前の喫茶レストランで朝食を取ってから、地下鉄に乗り、金閣湾上にある、HALIG(ハリッジ)駅で下車、展望デッキで金閣湾から、トプカプ宮殿やガラタ塔方面そしてマルマラ海を望む素晴らしい景観をしばし観賞する。よい気分になってから、再び地下鉄に乗り、イェニカプ駅へ向かう。この駅構内には、海底トンネル線「マルマライ」が、完成に至るまでの土木工法などがパネルで紹介されている。文字は読めないが、図解入りで説明されており、大変な難工事であった様子が理解できる。工事の間では、5千年むかしの遺跡まで発見されたという、トルコの歴史を書き改められた副産物の発掘に大成建設が貢献したことが記載されていた。マルマライ完成までの歩みを、理解したのち、マルマライに乗って、アジア側のユスキュダル駅へ進む。金閣湾を横切って、船で行けば40分は掛かるところ、僅か、5分で到着した。アジア側は、2012年に来たときは、下町の市場界隈を徘徊したので、今回は高台の地区を市電に乗って散策することにした。高台の地域は、大きな家が建ち並び、富裕層が多く住んでいる様子が感じ取れた。東京で言えば、田園調布と言ったところか? 中には入れないので、屋敷を眺め通るだけの散策であるが、もの珍しさもあり、結構楽しむことが出来ました。高台からは、細い路地の下り道を抜けて、海辺まで行き、海岸通りにある、護岸の巨石を見ながら、カドキョイの波止場に向かった。陽も沈み掛けてきたので、ここからフェリーに乗って、カバタシュ港に着いた。カバタシュ駅構内で休憩を取り、地下鉄で、レベント駅に帰りました。
住んでいる町・ レベント駅界隈
 
メトロシティ 左側 マンションの9階に住んでいる
地下鉄 レベント駅より イェニカプ駅に向かう途中、ハリッジ駅で途中下車。ホームで眺望を堪能する。
地下鉄 終点・海底トンネル線 「イェニカップ駅」 イェニカップ駅構内
紀元前5000年前の遺跡から、貴重な古器物加工品、陶器の欠片、貝殻、骨、馬の頭蓋骨、袋の中に入った
9つの人間の頭蓋骨等が発見された
海底トンネル線(マルマライ)は、大成建設が請負い、10年の歳月をかけて完成した。
その苦闘の過程をパネル化して駅構内に展示している。 
マルマライ AM 10時頃の車内風景。ラッシュ時は、ほぼ満席になる。
マルマライの開通により、欧州側 ⇔ アジア側へ行くのに40分掛かっていたのが、わずか5分で行かれるようになった。
 ユスキュダル駅前の公園
   
駅前公園前にあるイスラム寺院、多くの信者が礼拝している。 大音量で♪ アザーンが聞こえる ♪
アジア側の高台を散策するため

路面電車に乗る
半島の高台から海岸に下り、堅固な護岸を見ながら、カバタシュ行きの波止場に向かい、そこから乗船。 
 カバタシュ港に向かって出発