2020年 5月30日(土) その3
化野念仏寺
 化野念仏寺 (あだしのねんぶつじ)
   「化野」は東山鳥辺野などと並び、京の埋葬地であった。空海が野ざらしになっていた遺骸を埋葬して菩提を弔うため、五智山如来寺を建立したことに始まり、法然上人が、念仏道場を開いたことから念仏寺に改めたと伝わる。本尊は湛慶作と伝える阿弥陀如来像本堂は、江戸時代、正徳2年(1712)に再建されたものである。境内の8000体と云われる石仏、石塔は明治36年頃、化野に散在していた多くの無縁仏を集めたもので賽の河原に模して、「西院の河原」と名付けられた。8月23・24日夜の千灯供養には多くの参詣者が訪れる。