平野神社 

   平野神社は、延暦13(794)平安遷都にともなって、桓武天皇により創建された由緒ある神社です。 今木大神(いまきおおかみ)、久度大神、古開(ふるあき)大神、比売(ひめ)大神の四神をそれぞれ別殿に祀っており、創建当時は御所に匹敵するほどの敷地を有した大神社といわれています。このうち主神である今木皇大神は、平安京を造った桓武天皇の生母である高野新笠の祖神で、奈良の平城京の宮中に祀られていたのが平安京遷都に伴い移し祀られたとされています。当社の特長は桜、特に夜桜のライトアップは有名です。 江戸時代から夜桜が庶民に開放されて以来、「平野の夜桜」として地元の人・観光客から人気を博しています。 約60種・約400本桜が彩る夜空は京都でも指折りの美しさを誇ります。2018年9月の台風で、境内は拝殿、舞殿などに損傷を受けたが、現在は修復されています。
 大鳥居  舞殿

                                                                                                                                                     つづく