諏訪神社
五社神社諏訪神社は、この地に並ぶように建っていました。両社とも国宝建造物に指定されていましたが、昭和20年(1945)、戦災により両社共に焼失してしまいました。戦後、昭和37年(1962)、両社が合祀され、新たに五社神社諏訪神社として発足しました。現社殿は昭和57年(1982)竣工し、一社殿内に両社の御祭神を奉斎しています。
五社神社
曳馬(ひくま)城主(後の浜松城)・久野越中守が城内に創建した事に始まると伝えられる。後、徳川家康公、浜松城主となり天正7年(1579)4月7日、第2代将軍秀忠誕生日に当り産土神として崇敬し、現在地に社殿を造営し天正8年(1580)遷座しました。寛永11年(1634)第3代将軍家光が上洛のおり社参し、朱印300石を奉納する。その節改めて社殿の造営がなされ、寛永18年(1641)竣工しました。「お江戸見たくば五社諏訪ごろじ お江戸まさりの五社や諏訪」と謡われ戦前まで国宝建造物に指定されていた社殿がこれである。
ご祭神:太玉命、武雷命、
諏訪神社
延暦10年(791)、坂上田村麻呂が東征のおり、敷智郡上中島村に奉斎と伝えられる。弘治2年(1556)に曳馬城下、大手前に遷座しました。第2代将軍秀忠誕生に当り、五社神社と同じく産土神として崇敬し、天正7年(1579)徳川家康公、社殿を造営しました。元和元年(1615)、秀忠公、社地を杉山に改め、更に寛永11年(1634)、家光公、社参し朱印300石を奉ると共に現在地に社地を遷し、寛永18年(1641)竣工しました。共に国宝建造物に指定されましたが、昭和20年(1945)戦災により五社神社と共に焼失しました。
二つの神社に思えますが、「五社神社諏訪神社」で一つの神社の名称です

                                                                つづく