神厩舎は、神様に仕える神馬のための厩舎です。三猿はこの神厩舎に取り付けられている彫刻です。なぜ厩舎に三猿なのかというと「馬の病気を猿が治す」と言われているからだそうです。「見ざる、言わざる、聞かざる」の”三猿の教え”の猿がよく知られていますが、参道側(三神庫側)の長押に5面、西側に3面の計8面に、合計16匹の猿が彫られ人間の一生が風刺されています。人間の正しい生き方を猿になぞらえて描いているとも言われ、奥が深い三猿の教えとして高い評価を受けています