2023年11月8日(水) 第40回 お江戸散策「丸の内界隈 いま・むかし」を催行しました。
散策コースは、有楽町日比谷口出口近くにある火伏の神を祀る有楽稲荷神社、戦後、連合国軍が、占領政策を立案実践するのに使用した第一生命保険ビルを経て、江戸城内堀通りに沿って立つ、丸の内ビル群を進んで散策しました。昼食は、旧東京郵便局の地に建設された新築の「KITTE」ビル内にて取りました。丸の内界隈から大手町界隈は、ここ10年の間に大きく変貌し、30階建てのビルが、高さを競うように隆立していて、むかし記憶した景色が役に立たないほどで、これがこの先、一層、進化を遂げるというのだから、少しでも記憶して置こうという気持ちで散策を続けました。来年、一万円札の顔として登場する渋沢栄一が、日本の産業の発展・育成を願って設立した商工会議所の所在とその発展の歴史を僅かでも知り得たのは、大いに収穫でした。大手3大メガバンク、経済団体御三家、巨大通信事業会社NTTやKDDIが存立しているビル等、そして、日本の鉄道を世界に誇る産業に育成させた鉄道の父・井上勝、天皇家を忠心から尊敬し支えた、学の忠臣、和気清麻呂像も拝顔出来て上々の首尾でした。そして、最後に、常磐橋前に立つ、朝倉文夫作の渋沢栄一像をじっくり鑑賞できた楽しくかつ、良い散策でした。(G) |
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