昭和54年(1979)台東区立浅草公会堂に、大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績を称え、その業績を後世に伝えるために「手型とサイン」が設置されました。これは、浅草が江戸時代以来の芸能(演劇・落語・歌舞伎・映画など)の拠点であったという伝統を活かし、浅草ならではの芸能文化の「顔」として観光資源化を企図できると考え制作されました。台東区立浅草公会堂は観光客・訪問者が「誰の手型だろう?」と楽しみながら歩けるスポットとなっており、その芸能史と浅草の街歩きをつなぐエンタテインメント性も持っています。このように、ただの記念モニュメントではなく、浅草という地域の芸能文化・観光・街づくりを体感できる空間として人気を得ています。
手形が設置されているスターは、今日で、約300名ほどいますが、主な人を挙げると美空ひばり(歌手) 三船敏郎(俳優)勝新太郎(俳優) 森繁久彌(俳優) 山田五十鈴(女優) 長谷川一夫(俳優) 島倉千代子(歌手)吉永さゆり(女優)西田敏行(俳優) 森下洋子(バレリーナ)その他、歌舞伎役者、落語家も居ります。 |
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